Webhook
Webhooks
CRISISは双方向のWebhook連携を提供します。外部システムへのリアルタイムイベント配信(Outgoing)と、外部からCRISISへのイベント送信によるワークフロー自動化(Incoming)の2つのモデルがあります。
概要
Webhook を使うことで、ポーリングなしにシステム間をリアルタイムで連携できます。CRISISでは用途に応じて2種類のWebhookを提供しています。
⬆ Outgoing Webhooks
CRISIS → お客様のシステム
CRISISが標準で提供するトピックのトリガーのほか、CRISIS内部で発生したイベント(インシデント作成、資産情報の変更など)を、お客様が指定したエンドポイントにHTTPで即座に配信します。
⬇ Incoming Webhooks
お客様のシステム → CRISIS
お客様のシステムからCRISISのPublish APIにイベントを送信し、ワークフローを通じてオペレーションブックの起動・通知・Webhook配信を自動実行します。
Outgoing Webhooks
ワークフローのアクションとして設定された Webhook は、条件に一致するイベントが発生するとお客様のサーバーにHTTP POSTリクエストを送信します。
主な特徴
- リアルタイム配信 — イベント発生から数秒以内にHTTP POSTで通知
- 署名検証 — HMAC-SHA256署名付き。リクエストの正当性を検証可能
- 自動リトライ — 配信失敗時は指数バックオフでリトライ
- 豊富なイベント — CRISIS標準トピック、ユーザー定義トピック、内部イベントなど
ユースケース
- 状態の変化をチャットツールに転送
- インシデント作成をチケットシステムと同期
- 資産情報の変更を社内システムに反映
- AWS Lambda、Google Cloud Run Functionsの呼び出し
Incoming Webhooks(Publish API)
お客様のシステムからCRISISのワークフロートピックにイベントをパブリッシュすると、紐づくワークフローが自動実行されます。CRISISのマネージド基盤がオペレーションブックの起動、プッシュ通知、メール送信、Outgoing Webhook配信を処理します。
主な特徴
- マネージド実行 — 通知・メール・Webhook配信をCRISISが処理。インフラ構築不要
- 条件フィルタリング — 閾値・エリア・値の条件で不要なワークフロー実行を抑制
- イベント制御ポリシー — 重複排除・ピークホールド・自動解除で通知疲れを防止
- プッシュ通知制御 — 重大な通知(Critical Alerts)、スレッドグルーピング、有効期限設定
ユースケース
- IoTセンサー閾値超過 → インシデント自動作成 + 関係グループプッシュ通知
- サーバー監視アラート → オペレーションブック自動起動
比較
| Outgoing Webhooks | Incoming Webhooks | |
|---|---|---|
| 方向 | CRISIS → 外部 | 外部 → CRISIS |
| トリガー | CRISISワークフロー実行 | お客様のPublish API呼び出し |
| 認証 | Authorizationヘッダ(Basic/Bearer/ユーザー定義)、 HMAC-SHA256署名(受信側で検証) | Bearerトークン(送信側で設定) |
| 設定場所 | ワークフローのアクション | ワークフロートピック + Publish API |
| 主な用途 | 外部システムへの通知・連携 | 外部イベントによるCRISIS自動化 |
| リトライ | CRISIS側が自動リトライ | お客様側でリトライ実装 |